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村井城(むらいじょう)は、長野県松本市にあった日本の城。別名、小屋城。 == 概要 == 木曾義仲の家臣、手塚光盛が居住したと伝えられている。 鎌倉時代から戦国時代にかけてこの地を支配した村井氏が居を構えた。村井城は平時の館で、埴原城を詰城としていた。 天文17年(1548年)、甲斐の武田晴信(後の信玄)が小笠原長時と戦うと、村井氏は小笠原氏に属し、この館を府中の防衛拠点としていた。 しかし、小笠原氏が塩尻峠の合戦に敗れると、共に戦った村井氏は滅亡し、村井城は武田晴信のものとなった。同年10月、晴信は直ちに村井城の鍬立普請を指図し、林城攻略の前進拠点とした。 続いて天文19年(1550年)7月、晴信は林城を落とすと、深志城をこの地の拠点としたため、村井城は廃城となったと考えられている。 現在、遺構などは一切残っておらず、住宅地の中に「小屋城跡」と書かれた標柱と説明看板があるのみである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「村井城 (信濃国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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